こんにちは モトジです。
今回は 積み込みに苦労した話です。
車検でロケット3というバイクを
お客さんの家に取りに行くことになりました。
「ロケット3」 というのは
2004年に英国のトライアンフが発売した
縦置 水冷並列3気筒 2,300cc のバケモノバイクです。
乾燥重量で320kg ほどです。
同じ年式のゴールドウィングよりは少し軽いですかね。
ガレージにあるから持って行ってと
鍵を預かっていました。
現場に到着して 積んでサッサと帰るかと
キーを挿して エンジン始動。
カチっカチっカチ
はい バッテリー上がってました。
エンジンかかるとお客さんに聞いていたので
来たのは私 1人だけ。
一応 ジャンプスターター を持って行ってましたが、
このロケット3 クランクを回すのに
相当の電力を使うようで
念のため用意しておいたジャンプスターターでは 電力が足りない!
エンジンかかる気配なし。
ブースターケーブルもあったので トラックに繋いでみましたが
エンジンかかる気配なし。
とりあえず 押してみよう。
ハーレーダビッドソンなどアメリカンタイプで
車高が低いバイクをトラックに積むときは
エンジンが荷台に擦らないように
傾斜角を小さくできるロングタイプの
ラダーレールを使用します。
これを使用しないと 上げた時にエンジンが荷台に載って
バイクが直立して前にも後ろにも動かなくなります。
なぜか この状態を 着陸 と呼んでました。
FLHTCU エレクトラグライド ウルトラクラシックで経験ありますが、
結構な絶望感を味わえます。
もう一つ、ロングタイプのラダーレールは、
傾斜角を小さくできるので、
押して上げるのが少し楽になるメリットもあります。
しかし ロケット3は、
重すぎて 半分ぐらいで止まってしまいます。
さすがに この場合は 店からヘルプを呼びました。
エンジンがかからないって知ってれば二人で行ってました。
なんでも 確認は必要ですね。
それでは